ウワバミソウは、各地で「ミズ」「カタハ」などと呼び名が沢山ある山菜です。
他の山菜と比べ、クセやアクが少ないので食べやすく、調理もしやすいのでとても人気がある山菜でもあります。
この記事では、そんなウワバミソウの下処理方法をわかりやすく説明しています。
ウワバミソウ下処理方法
ウワバミソウは、出始めの時期は茎の薄皮は取らなくても大丈夫ですが、夏頃になり成長して茎が太くなってくると、皮が固く口に残る事もあるので、気になるようでしたら薄皮を剥きます。
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1葉っぱを落とします。
葉付きのものであれば、葉っぱを、しごくように落とします。
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2きれいに洗います
水で土やほこりなどの汚れを、きれいに荒って落とします。
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3鍋に湯を沸かします
大きめの鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩をひとつまみ入れます。
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4お湯の中にウワバミソウを入れます。
沸騰した鍋に、洗ったウワバミソウを入れます。
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53~5分ほど茹でます
ウワバミソウは、熱湯に入れると、鮮やかな緑色になります。
調理方法によってゆで時間を加減します。
この後煮物にするのであれば、サッと湯がく程度で良いですし、浅漬けなどにする場合は少し長めに茹でると良いでしょう。
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6冷水に取って冷まします
冷水にとって冷まします。ウワバミソウが冷めたら調理します。
ウワバミソウの下処理のポイント
ウワバミソウは、採ってから時間が経つと、しんなりしてくるので、手に入れたらなるべく早く下処理をしてしまいましょう。
ウワバミソウは、お湯に入れるととても鮮やかな緑色になりますので、茹で上がったら冷水に取って色止めをすると、その後の調理をした際にも綺麗な仕上がりになります。
ココがポイント
鮮やかな緑色を保つには、冷水にとって色止めをします。
ウワバミソウの保存方法
下処理をしたウワバミソウをすぐに調理に使わない場合や、沢山あって使い切れない場合は、ジッパー付きの保存袋にウワバミソウを入れ、水をひたひたに入れて冷蔵庫で保存します。
毎日、水を替えれば約1週間は冷蔵保存できます。
その際、浄水器のものより水道水の方が保存には適しています。
まとめ
どんな料理にも合うウワバミソウは、煮ても炒めてもとても美味しいですし、浅漬けなどの漬物にしても美味しいです。
アクやクセが少ないので、下処理も簡単なので山菜の中でも、とても手軽に食べられますよね。
夏になると、ウワバミソウも成長し茎が太くなり、その分食べ応えもありますが、茎の皮が気になる事があるので、その時は茎の薄皮を剥くとよ良いでしょう。
自分好みの歯触りに合わせて、茹で時間を加減して、ウワバミソウを楽しむのも良いかもしれませんね。
保存をする際に使用する水は、塩素などが入っている水道水の方が、保存に適しています。
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