野山でよく見られるつくしは、春の味覚として人気のある山菜ですよね。
つくしには、ビタミンCやビタミンE、カロテンが豊富に含まれていているので、美容や健康にとても嬉しい食材とも言えます。
つくしは下処理が必要ですが、難しい作業ではないので、ぜひトライして美味しくつくしを楽しみましょう!
つくしの下処理のしかた
つくしは下処理が必要ですが、一手間掛けると春の味である苦味のコントロールもできますので、しっかり下ごしらえをしましょうね!
胞子が出ているものがあると、水が緑色ににごる場合があります。
アクで爪の先が黒くなりますので、気になる場合は手袋の使用をお勧めします。
さらす時間が長いほど苦味が薄らぎますので、食べてみて様子を見て下さい。
超★簡単!つくしの煮浸し
煮浸しにする事で味が染み込み、ご飯がすすみますよ!
~材料~
- つくし … 一握りほど
- だし汁 … 500ml
- 醤油 … 大さじ3
- みりん … 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
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1つくしを準備する
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2おつゆを作る
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3つくしを煮て冷ます
似ている途中でアクが出て来たら、お玉などですくって取り除きましょう。
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4完成
黒七味香る!つくしの卵とじ
黒七味を一振りすると、ワンランク上の卵とじになりますよ。
~材料~
- つくし … 一握り
- 卵 … 2個
- だし汁 …200ml
- 醤油 … 大さじ3
- みりん … 大さじ3
- 砂糖 … 大さじ2
- 黒七味 … お好みの量
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1つくしを準備する
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2おつゆを作る
煮立てている間に、卵を軽く割りほぐしておきましょう。
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3卵でとじる
再沸騰したら、火を弱めて卵を回し入れ蓋をします。
途中、アクが出て来たら、お玉などですくって取り除きます。
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4完成
器に盛って黒七味を一振りすると、ワンランク上の卵とじになりますよ!
春の味覚を引き立てる!ハチミツで仕上げる土筆のきんぴら
ハチミツを少し入れると、コクがアップしますよ!
~材料~
- つくし … 一握り程度
- 人参(細切り) … 1/3本程度
- 枝豆 … 10莢(さや)
- ごま油 … 大さじ2
- 醤油 … 大さじ2
- 酒 … 大さじ1
- ハチミツ … 大さじ2/3
- 砂糖 … 大さじ1/2
- 白ごま(煎り) … 少々
※枝豆以外にも、インゲンやグリーンピースなど、お好みの青味のものをいれると彩りがキレイですよ。
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1つくしの準備
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2具材を炒める
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3★調味料を入れ味付けする
全体的に馴染んだら、ハチミツを入れ照りをコクを出します。
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4ゴマをふりかけ完成
ゴマをふりかけて完成です!
絶品!家庭で簡単に作れる土筆の天ぷら
~材料~
- つくし … 一握り程度
- 天ぷら粉 … コツのいらない天ぷら粉
- 揚げ油 … 適宜
ここでは、コツのいらない天ぷら粉を使っていますが、お好みのものを使って下さい。
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1つくしの準備
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2油を熱する
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3天ぷら粉を用意する
衣は少なめの方が、サクッと揚がりますよ。
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4揚げる
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5完成
【つくしを食べよう】下処理から簡単レシピのまとめ
春の季語でもあるつくしですが、最近では口にする事は珍しくなってきましたね。
少し前ではごく身近なものでしたが、町中でなかなか見かけることも少なくなってきました。
つくしは少しほろ苦いのですが、下処理次第で苦味もコントロールできるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
つくしは、卵とじにする事で苦味がまろやかになったり、油で揚げる事で苦味がコーティングされて感じにくくなります。
今は通販で、つくしを取り寄せることもできるので、お手軽に季節の味を楽しむのもいいですよね。
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